逆子になる原因のほとんどが不明です。
胎児は動きます。小さい時に逆子になりそのまま成長して元に戻れなくなってしまったパターンが多いようです。また羊水過多など明確な原因があることもあるそうです。
ただ『冷え』による子宮の緊張が大きな原因の一つと考えられています。
◆逆子治療
逆子体操やマッサージ、ストレッチなどもあるそうですが鍼灸が効果的と言われています。
全日本鍼灸学会の発表によると、鍼灸による逆子の矯正率は89.9%で、母体や胎児に対する危険性も少ないとされています。
◆枇杷葉温圧灸
原因の一つに『冷え』をあげましたが、枇杷葉温圧灸によってツボを刺激し、血流や気の流れを改善し、『冷え』を取って行きます。
子宮は強靭な筋肉で出来ています。全身の『冷え』をとることで子宮の筋肉が緩み、赤ちゃんが回転するスペースを与えることが出来ます!
※妊娠28週頃から鍼灸をすることが出来ますが、妊娠34週を過ぎてしまうと胎児が大きくなり過ぎて動くスペースがなくなるため、戻る確率が大きく下がります。30週目あたりから通い始めるとよいと思います。
◆症例
当院にも33週 逆子でお悩みの方が通院されています。現在、4回施灸していますが3回目後から今までは下腹部にあった胎動が上の方を蹴るようになっているそうです。提携している助産師さんいわく戻っていそうとのことですが、後日、検診の時にエコーで確認するそうです。戻っていて欲しいですね!
と、先ほどご連絡があり、エコー検査の結果が届きました。
『逆子戻ってましたぁ!ちゃんと頭が下に、上に足が有りました』と、喜びのメールがありました( ^ω^ )
元気な子産んでくださーい!
文責:一色浩太
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