枇杷葉温圧灸がもたらす作用には様々ありますが、今回は二次的、三次的作用についてお話いたします。
枇杷葉温圧灸の本来の目的は「自己治癒力の強化」にあります。
そのため肩こりや腰痛などの治療をすると他の症状も和らぐことがあります。
症例でいうと
ギックリ腰で来院された30代女性。
施灸は全身を基本とするため通常通りに施術。
ギックリ腰の痛みは改善し帰宅されました。
後日、再来院された時にさらに驚く効果を耳にしました。
なんとその方は生理痛がひどく、悪い時には日常生活にも支障が起きるほどだったそうです。
しかし今回は施灸後に生理になり、その痛みが何年振りかの軽さだったそうです。
問診表に記載がなく、特別に訴えていなかったので、生理痛に対する施術はしていません。
しかし全身を整え、腰、骨盤、お腹周りの冷えを取り除いたことで、子宮の血流量が増し、痛みの軽減につながったんだと考えられます。
このような経験は多々あります。
当院では幹部のみにアプローチするのではなく、痛みの根源、老化の根源に直接アプローチをするようオススメしております。
冷えは万病の元です。ぜひこれからの季節、冷やさないだけでなく、温活していきましょう!
文責:一色浩太
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